産後3日目

朝、運動会前の息子くんと少し話をしました。

先生がやってきました。
子宮の戻りを確認しつつ、頭痛と胃痛が消えたことを話すと、子癇発作の
兆候だったのかなやっぱり、とのことでした。
ヘルプ症候群にしろ子癇発作にしろ赤ちゃんにはもちろん、母体には
よくないことで本当に危なくなる一歩手前だったんだと実感させられ
ました。

赤ちゃんに会いに外出してもいいといわれるけど、自力はだめといわれた
ので旦那さんと相談。
退院の最終許可は明日の朝の血液検査の結果次第ね、と一応釘を刺され
ました。
きっと大丈夫なはず!

退院指導を一応受けました。
おっぱいの状態もマメにチェックされ、血圧はもう少し測りたいと
いわれチェックが続きました。
もしかしたら退院後はセルフチェックしたほうがいいかもと言われて
しまいました。

暇な時間を利用して名前を考えました。
病院に旦那さん、娘ちゃん、長男くん、お母さんがやってきました。
少し話して外出許可出てることを相談したら、じゃぁみんなで行こうと
なってそのまま外出することに。

私が入院している病院からなんと10分ほどで着きました。
面会方法を旦那さんから聞きました。なかなかに複雑…。

面会できるのは両親のみなので、私と旦那さんだけ中に入りました。
少し触っていたら、次男くんの主治医の先生が登場。
カテーテルを通した話などを中心に聞きました。
弁が閉じていないけど気持ち細くなったかな、などの話も聞きました。

そのあと抱っこできるとのことで、抱っこさせてもらうことに!
思っていたよりは軽くなかった…
今日で1806グラム。
体重より血糖や体の中が問題なので、うまく循環してほしいと切に思い
ました。
しばらく抱っこしながら旦那さんと話しつつ過ごしました。
お母さんはガラス越しで面会。
娘ちゃんと息子くんはそもそも産科に入れないので待機となりました。

明日の面会時間を確認しつつ病院をあとに。
やっぱりきょうだい3人、似たような顔になるんだなぁ。
抱っこできてよかったです。

病院に戻ってきた後夜ご飯を食べて、息子くんの運動会の動画を
見まくりました。
血圧等測った後寝ていました。
外出もあったので疲れていたようです。
遅めのシャワーを浴びて、旦那さんと搾乳機などなどの相談を
しつつ今日は終了。

産後2日目

朝起きたら顔が違う…
浮腫みがほぼ取れたようでした。
頭痛と胃痛もほぼなく、あとは体のダルさだけとなりました。

朝ご飯の後先生が現れ、肝臓の数値はだいぶ戻りましたとのこと。
血圧が通常私は上が100前後だけど、120前後あるのは1ヶ月くらいで
落ち着くかもしれないとのことでした。
本当に早く発見できてよかったと言い残して先生が去りました。

9時半ごろに一度ナースステーションまで行って、子供の様子を
見に行きました。
少し面会できたので触ってみることに…。
体温調節がうまくいかないようで、今日も保育器。

お昼頃、小児科の先生から話があるとのことで呼ばれました。
ナースステーションの中でお話。

血糖が上がってきたから濃さを減らしたら、また血糖が下がって
しまい安定しないこと、
水分を与えているので、体がぱんぱんで心拍が早くなってしまって
しんどそうなこと
すごく低い数値じゃない50前後で血糖値は推移しているので、今の
病院で見れなくもないけど、赤ちゃんのベストを考えると、カテーテル
が選択肢としてある病院(NICUがあるところ)にいたほうがいいこと
などを聞きました。

まず医療センターのようなところに連絡して、そこから搬送先の病院を
手配するとのことで2~3時間かかることを聞きました。
入院手続き等あるので誰かが行く必要があるとのこと。
お母さんは娘ちゃんと息子くんがいるので、旦那さんに動いてもらう
ことになりました。
幸いすぐに動けるとのことで、いったん車も使えるように家に向かって
もらいました。

そんなことしていたらあっという間に救急車到着。
搬送先が決まったのでそこへ搬送することに。
家からアクセスしやすく、近いところに決まりました。
搬送前に少し触らせてもらっていったんお別れ。
旦那さんには車で直接搬送先に行ってもらいました。

旦那さんは1時間半くらい処置と検査で待たされたようでした。
搬送先での手続きや話が終わって、私のほうに来てくれました。
その間、私はアロママッサージがあって、なんとなく気分が乗らない
けど、それはそれなんで!と助産師さんに言われてマッサージを
うけました。

NICUの話と子供の状態を旦那さんより聞きました。

点滴とかの影響で体に水分が多い
そのせいで心拍が早い
体温安定しないのもそれが影響しているのかも
動脈弁が閉じていないけど、水分とりすぎのせいかもしれない
おしっこがうまく出せていないので、それを促す処置

結局この日カテーテルは入れず少し様子見となったようでした。
明日の状態によっては旦那さんの到着前にカテーテルをいれるかも
しれないので同意書にはサインしてきたらしいです。
旦那さんも触れたようでした!

夜に先生が現れました。
子供の状態を聞いて、またこっちに戻ってくるのかなあ?と言っていた
けど、退院目安の体重が特にないらしいというと、なら搬送先にいた
ままのほうがいいかもしれないと言われました。
私の入院している病院は目安体重があるのです。
日曜の産後4日目で退院できないかを相談して、抜糸と退院診察を日曜に
して調整することに。

明日は息子くんの運動会だ!

産後1日目

体重は産前から-4キロくらい。
妊娠後半で体重減ったので結局さほど増えなかったのかもしれません。

朝ご飯半分くらい食べてぼーっとしていました。
顔の浮腫みがすごいけど、聞いたら点滴の影響らしいです。
マグセント朝に終わりそうだったのでとれるかなと思ったら、更新
されてしまいました。
夕方までつけることに…。

先生の診察入るからと呼ばれ、診察前に小児科の先生とお話。

呼吸も大丈夫、そのほか動きも大丈夫だけど、血糖だけが経口だけで
上がらず手の甲からの点滴になっていること。
それでも上がらなければ静脈通す方法があるけど、そうなると大きな
病院に搬送しての処置になることなどを聞きました。
要は細長いカテーテルを血管から心臓近くの静脈に挿入しないと
いけないということらしいです。
ひとまず今日1日様子を見て判断するとのことでした。
私は窓越しに少しだけおチビの様子を見て楽しむだけに…。

先生の診察開始。
尿検査と消毒。
肝臓以外の数値は正常値で、肝臓もほぼ数値が戻ってきたから、夕方
の点滴が終わったら外せるといわれました!

やった!

あと数日、いや1日遅かったらヘルプ症候群になって母子ともに
危なかったかも、検診日で本当に良かったといわれました。
火曜に検診からそのまま入院になりましたが、夜には胃痛が
きつかったので、その症状が既に出ていたからのようでした。

検診前の気持ち悪いとか胃痛とか、風邪だと思っていた頭痛とかは
よくない兆候だったようで、それも確認されました。
1週間前の検診で血圧120くらいだったので、そのあとから急激に
悪くなった可能性大。
検診日に対処できたのが幸いだったと本当に思います。
何より赤ちゃんが無事で本当に本当によかったです。

その後昼間はゴロゴロして過ごしました。
調乳指導だけ受けてみました。
上2人は母乳のみだったけど、特にこだわりもないので作り方を
思い出したくて…。
体がダルいのは私がだらけているせいなのか点滴のせいなのか聞いたら
点滴の副作用でした。
だらけてるせいではないので、寝てて大丈夫ですというお墨付きを
いただきました。

アロママッサージと同室指導があったのですが、赤ちゃんが来れない
のと点滴しているので明日以降に延期になりました。
赤ちゃんは血糖値よくなってきていて、順調にいけば点滴は続くけど
明日には保育器出られるかもしれないらしいです。

点滴は19時過ぎに終了。
長かった…
両腕が内出血だらけ。
身軽になったのでようやくシャワーを浴びることができました。
明日にはダルさと熱っぽさから解放されていますように。

出産当日

朝も採血から。
もはや血をとられすぎて腕の色がすごいことになっていました。
点滴のほうの腕では採血できないので、ここはしょうがないですね。

血液検査の結果は徐々に悪くなっていったようです。
9時くらいから促進剤も投与開始。
この時点で点滴は、促進剤、降圧剤、マグセントの3つとなりました。

朝ご飯は食欲なくてかろうじてフルーツだけ口に入れました。
ここで旦那さんから連絡で、息子くん発熱!!
息子くんを預かってくれる友人に申し訳ないが頼んで、娘ちゃんは
学校に送り出し、旦那さん登場。

旦那さんが電話しにいっている間に主治医が登場。
血液検査の数値の説明、ヘルプ症候群についてなどなど説明を再び
受けました。
血小板が悪くなると出産時の出血を考えて、出産前に輸血ができる
環境のある整った病院に搬送してからの出産になることを伝えられ
ました。

今のところこうなった原因は不明で、治療はマグセント投与と
出産してしまうことだそうです。
先生は今日産みますからね、と宣言!
赤ちゃんの心拍と私の血圧次第では帝王切開になるけど、肝臓への
負担と出血考えたら、経産婦であることを踏まえて経腟でいきたい
方針であることを伝えられました。
正直私はどちらでもよかったです。

ひたすら胃痛と頭痛がしんどい。。。
まさか出産時に陣痛以外で苦しむことになるとは思ってなかったです。
10時半くらいから陣痛っぽい痛みになってきました。
5分間隔ぐらいになり、陣痛がきたときに旦那さんにおしりぐりぐり
してもらいました。
子宮口が8センチ開き、頭が下がってきた感じがします。

酸素マスクをつけられました。
酸素マスクがずれると自分で直す余裕はあったみたいです(笑)。
押される感じになってきたあたりから、部屋がバタバタしだしました。
全開じゃないけど先生が呼ばれていました。
気付いたら助産師さん増えてて、息子くんを取り上げてくれた
助産師さんも登場!
この辺はしっかり覚えています。

赤ちゃんの心拍考えたら全開ちょっと手前だけど出しちゃおう、
となり、3回頑張ろうねーって先生に言われました。
吸引準備されましたが、1回目失敗!

先生「今のナシ!なかったことに(笑)」

なんとしてなかったことに(笑)
スポンという音だけが間抜けな感じで部屋に響くし笑いそうに…。
旦那さんほかみんな笑ってしまっていたらしいです。

仕切り直し。
さっきのなしね、3回頑張ろうねーとまた言われました。
次いきむときに出そうとなって、いきむ前に言ってねと言われ備えます。
陣痛来たのでそこで一気にいきました。

無事に出産

泣き声も聞けました。

11:48
1790グラム42.6センチ

小さい…!
娘ちゃんより小さい…

裂けたところを縫ってもらいつつ先生と少し話しました。
内容あまり覚えていないのですが、更に小さい赤ちゃんも最近いた
という情報だけ覚えていました。
少しだけ赤ちゃんを抱っこさせてもらうことができました。
息子くんみたいな顔だなぁと漠然と思った記憶があります。

産湯つかりに行っている間に処置が続きました。
経産婦じゃなかったら、私の状態と赤ちゃんの心拍落ち具合を見るに、
間違いなく帝王切開だったと先生ほか助産師さんみんなに言われました。
何回もいろいろな人に言われたので、病院としてはまぁまぁ大変な
管理のお産だったんだと思います。
それでも先生のマイペースな感じに、こちらが混乱することなく
すっと産めたことに感謝です。

しばらくLDRで休んでから部屋へ移動しました。
今週はお産が多いらしく3人部屋へ移動。
LDRも次にすぐ入るらしいと助産師さんが教えてくれました。
聞いたところ、私が出産した日は私をいれて5人産まれる予定で、
私が一番乗りだったとのこと。

午後に聞いたら、そのあと1人産まれたらしいけどあとはまだと言って
いたので続々くるんだろうなぁとぼんやり思っていました。
週末は新月で台風も近付いているから、お産が多くなりそうだと
助産師さんが言っていました。

旦那さんと相談して発熱している息子くんを友人から回収すべく
行ってもらいました。
私は休みながら採血と血圧測定が繰り返しされました。

旦那さんから連絡があって息子くんは溶連菌感染症。
熱が下がればいけるとのことで金曜日には登園できて、運動会に
間に合いそうです。
私は結局最後の運動会は見れなくて残念でした。
見に行きたかったなぁ…。
旦那さんのお母さんが来てくれたので、家のことを気にしなくて
よくなったのはよかったです。

夕方過ぎに旦那さんがき来て、保育器の赤ちゃんを見て、私の顔を
見て風のように去っていきました(笑)。
夜に降圧剤の投与が終わりました。

マグセント投与は続き、この影響か熱いしダルかったです。
実際、微熱もありました。
頭痛と胃痛は残っているけど少しましになりました。
浮腫みは少しあったようです。
前日ほぼ寝ていなかったので、結構ウトウトしていた気がします。
ご飯はおいしそうでしたが全部は無理で、食べられるところまでに
しました。

38週ちょうどの検診日

午前から昼頃にかけては子供部屋や和室、リビングの整理をしました。
旦那さんが家にいたので一気に片付けをしました。
子供部屋はだいぶ整理されてきて、あとは仕上げをボチボチやろう
なんて考えていました。

お昼は予約していたランチのお店へ。
駐車場がなくて困ったけど、パスタランチでおいしかったです。

帰宅してからも部屋の整理の続きをしつつ、少しお昼寝。
娘ちゃんが帰宅したので、宿題をやらせている間に旦那さんが
息子くんを迎えに行きました。

準備して産婦人科へ。
今日はシロッカー抜糸日程の相談もあったから、家族で行きました。
いつも通り尿検査、体重測定、血圧測定
食欲がなかったので体重は前週から300グラムのみ増加
今の時点で妊娠前から+7キロ。
私が先生から提示された体重には全然足りていませんがもう仕方ない。

血圧測定で、139.89の数値。
上の血圧が再測定に該当したのでもう一度…
血圧149.96。
あれ。。おかしいな…
上下とも悪化し引っかかる…。

NST取りながら安静にして再測定することに。
赤ちゃんは寝てばかりで何回か強制的に起こされていました。
NSTも長引いていたけどその間に血圧を何回か測定。
結果どんどん悪化していき、最終的に上が160を超えだしてアウト。
尿蛋白も+3オーバー。
助産師さんも少し焦りだしていました。

その後診察。
入るなり、症状から『妊娠高血圧症候群』と診断されました。
先生「このまま入院。帰れません。明日出産ね」
となりました。
その後のエコーでも赤ちゃんは小さいまま。
2000あるといいね、と言いながら、手足短いのも心配。
エコー後の診察で入院説明受けてそのまま病棟へ。

子供たちは突然入院することになった私にだいぶ戸惑っていたようで…
娘ちゃんは少し泣いてました。
息子くん、このとき「疲れたわぁ…」と言っていましたね。
私は夜ご飯を食べていなかったので(もともと検診の後みんなで
外食予定だった)、近くのスーパーで旦那さんに買ってきてもらいました。
食欲ないのでサンドイッチと水のみを持ち込んでもらいましたが、
とりあえず置いておくだけ…。

この後戻ってきた旦那さんと子供たちは荷物取りに行くのと夜ごはん
でいなくなりました。
私は着替えつつ一度錠剤の降圧剤を飲みました。
入院準備はしてあったので、そのままバッグを旦那さんに持ってきて
もらうだけですみました。

旦那さん、子供たちと別れたあとは治療開始です。
飲み薬が効かず結局点滴の降圧剤になりました。
子癇発作の抑制予防対策のマグセントも同時投与。
肝臓の数値等を見るために血液検査。
お腹はすかず結局飲まず食わずのまま…。

ここまでやったあと夜だけどそのまま抜糸しました。
痛いと聞いていたけど思っていたよりは痛くなくて、平気でした。
結局びびってた割には、心の準備もなくいきなりバチンと抜糸された
漢字でした。
糸みせてくれたんですが、意外に太かったです。

先生に子宮口をぐりぐりされるけど、この時点で2.5開でした。
まだまだだし、ぐりぐりのほうが痛かった…
3人部屋に戻ったのですが、血圧測定などが頻繁すぎて管理しにくい
となり、出産するわけでもないのにLDRの個室へ移動しました。

1時間~2時間おきの血圧測定で、血液検査も定期的に入りました。
この時点で肝臓の数値が悪くなってきていて、ヘルプ症候群に向かって
いるといわれました。
まだ一歩手前くらい、だそうです。
赤ちゃんの心拍はたまに落ちるけどすぐに戻るから今のところ大丈夫と
いわれ、その点は安心したのを覚えています。

ちなみにヘルプ症候群と言われ、???となったので、先生から
きちんと説明を受けました。
明日の朝、旦那さんにもちゃんと説明するね、とのことでした。

▼HELLP症候群
Hemolytic anemia(溶血性貧血)
Elevated Liver enzymes(肝逸脱酵素上昇)
Low Platelet count(血小板低下)

頭文字をとってつけられた病名のようです。
一般的な症状として、頭痛や視力障害、不快感や吐気嘔吐、上腹部の痛み
などがあるようで、思い返せば視力障害以外は全て当てはまっていました。
風邪と後期つわりと思っていたんです…。。
子癇を発症する場合も多く、これについても話をされ警戒されていました。

夜中から10分に1回くらいのお腹の張り。
夜は胃痛と頭痛で眠れず、朝方眠気に負けて少しだけ眠っただけでした。

そんなこんなで唐突に妊婦生活終了が近付きました。
でも子供たちはお腹にたくさん触れたので、貴重な経験をしたのかも
しれません。

妊娠経過について その3 原因不明の体調不良

特に問題なく過ごしている中、息子くんの保育園のキャンプがあった
り、イベントもこなせる感じでした。
切迫早産の危険もあるので、夏の帰省は見送りました。
帰省しない夏休みなんて久しぶり…

会社のキャンプも無事に終了。
9月に入ってからすぐに有休含めた産休に入りました。
今回は切迫早産からの入院にならず、会社を途中でフェードアウト
せずに済みました。

産休に入った後も、
娘ちゃんの運動会
娘ちゃんのピアノ発表会
等々問題なかったのですが、36週の終わりからなんと風邪をひいて
しまいました。
かなりの頭痛と鼻声。。。

息子くんのときも風邪ひいて、挙句に嘔吐下痢になって散々だった
思い出がよみがえる…。

37週に入ってからなぜか気持ち悪い…。
後期つわりかと思って気にしてなかったものの、普通に食欲もなくて
体重が減る始末。

友人とランチに行ったりもしたのですが、食べやすいものを選べば
平気だったので本当に気にもとめてませんでした。
そして迎えた38週の検診日。

妊娠経過について その2 シロッカー手術

シロッカー手術は週末受けることになりました。
術前診断が金曜日、土曜日朝一で手術、日曜日午後退院の流れ。
本当は月曜に退院というパターンが多いそうですが、上2人もいる
のもありまして…
その分、月曜と火曜に会社は有休をとりました。
旦那さんも月曜は休みをとってくれてフォローするという感じ…。

術前診断は滞りなく。
でも当日の朝に電話がかかってきて、先生の都合で少しだけ手術の
時間を前倒ししたいとのこと。
特に問題なかったので了承して、私だけで病院へ。
旦那さんと子供たちは習い事もあるので、付き添いとかはなしです。

荷物を運びこんで術着に着替えて…
と特に問題なく進んで、いよいよ手術室へ…!
き、緊張する…!
でも10分かからないぐらいで終わると聞いていたので、我慢我慢。

まずは腰痛麻酔。
注射…痛い。。。
でも我慢できる痛み。
そのあとすぐに感覚が麻痺してきて、麻酔が効いているかを確認され
て、手術開始。
感覚がないまま作業されるって変な感じ…。

手術室のBGM。
先生が「なんかいつもと違くない、これ」とか話してます。
相変わらずマイペースな先生で笑ってしまいました。

手術自体は無事に終わり、下半身が動かないのでされるがまま運ばれ
相部屋に戻りました。
隣の二人は切迫早産な感じでした、たぶん。

やることない上に動けないしトイレも行く必要がないので、ひたすら
寝ていました。
助産師さんが、下半身の感覚を定期的に確認しにきてくれました。
ちなみに大(汚くてごめんなさい)がしたくなったときにどうすれば
いいのか聞いたら、
「私たちがお世話するので」と言われたので、できる限り我慢する
ことにしました。。。
いや本当は我慢とかだめなんでしょうけど、なんか嫌で。

すぐ帰りましたが、途中旦那さんと子供たちが様子を見に来てくれ
ました。
徐々に感覚も戻り、次の日には導尿カテーテルも外れ経過も問題
ないことから次の日のお昼を食べてから退院することになりました。
帰りはお迎えに来てもらい家へ。

まだ体がしんどいので、月曜丸一日までは寝て過ごしました。
火曜は家事をしながら動く練習をして、水曜から仕事に戻りました。

妊娠経過について その1

不妊の病院を卒業してから、息子くんを産んだ病院へ。
38歳で流産したとき、
「まだまだ若いよ、大丈夫~」
と明るく言ってくれた先生のもとへ。

久々に会った主治医の先生は…
相変わらず飄々としていて、適度にゆるい感じは変わっていませんでした。

さて肝心の経過ですが、
妊娠中期までは胎児の大きさも普通だった気がします。
そういつも中期までは普通なのよ…。。。

検診も4週あいたりしていたので、割と順調。
先生にも毎回順調です、と言われていました。

この頃先生と私の話題は、息子くんの時の切迫早産について。
今回もなる可能性が高いとのことで、シロッカーをする方向で話が
進んでいました。
上2人がいるので、5か月入った割と早めの土日で設定。

▼術前診断
16週4日
経管無力症、前回切迫早産
▼術式
予防的子宮頚管縫縮術(シロッカー)

麻酔は腰痛麻酔で、術後1日は尿道カテーテルで過ごします。

正直まさかシロッカーすることになるとは思っておらず、手術と
聞いてびびっておりました。
でも切迫早産はもっと嫌だ…
お腹の子もかわいそうだし…

しょうがないと思いつつも無駄にいろいろググってしまう…
やれ痛かったとかマイナスなことばかりが目に付くよくあるパターン。
特に口には出していませんでしたが、本当にびびってました。

次はシロッカーについて書きます。

不妊治療のこと その2

自分のリンパ球を移植してやる方法も試しました。
3回目の採卵の時、私にしては多めに卵子が残ったので、3回目と
4回目はそれを使って顕微しました。

私は上2人がいるので、だめでもそれほど落ち込むこともなく
(落ちこんでいる時間があまりなかったともいう)、結構気持ちの
切り替えはうまくできていたほうだと思います。

ただ年齢のことも考えて自分たちの中でリミットは設けていました。

4回目の採卵のときに、先生と相談して「二段階胚移植」すること
にしました。
まず初期胚移植と同じで受精卵1個を子宮の中に戻します。
この受精卵を戻すと子宮は着床の準備を始めます。
残りの受精卵は体外で培養し、胚盤胞となったところで、準備が
整った子宮の中へ移植するという流れだったと思います。
しかも、この周期は採卵周期で、いわゆる一般的には採卵周期での
妊娠はまぁまぁ難しいと思われているようでした。

結果的にこの2段階で成功しました。
どちらが着床したかは分かりませんが、もともと卵子が少ない私
にとっては、一つでも胚盤胞まで育ってそれを戻せたということ
自体が奇跡みたいに感じます。

看護師さんたちは自分たちのことのように喜んでくれて、そのときに
採卵周期でなんてすごい、みたいなことを言われたので、運が
よかったのかもしれません。

割ときっちり生理がくるタイプだったので、遅れている時点で、
もしやというのはありましたが、流産のこともあるので、病院から
指定された日付(いわゆる生理予定日から1週間後)にきっちり検査薬
で確認しました。

くっきり出ていたので病院に連絡して妊娠を確認。
でも高齢なのもあり、病院側も慎重に経過をみてくれました。
私もかなり慎重。
ぬか喜びにならないよう喜びは抑えめにと、自分で結構予防線を
はっていたかも…。

不妊病院で1週間に1回、8週くらいまではみてもらったと思います。
心拍確認とその後の経過が問題なかったので、病院を卒業すること
になりました。

検診最後の日、看護師さんたちからこっそり呼ばれて行ってみると、
なんと大きな花束を渡されました。

よく思い返してみると、体外で成功して病院を卒業すること自体が
それほど多くないのかもしれません。
私が通院していた1年の間、花束持って出て行った人を私が気付く
限りですが見かけていません。
もちろん私が通院していない日にはいたと思うし、単に気付かなかった
だけかもしれません。
それに体外ではない場合はどうやら花束がなかったようです(知人談)。

でもこのときに、あぁやっぱり運がよかった…と改めて思ったのは
本当です。
一生懸命対応してくれた病院の方たちや旦那さん、通院しながらも
勤めることができたので会社にも感謝です。

次は母子手帳をとって、産む病院にかかってね、ということだったので、
その時点で予約しましたが、普通に予約がいっぱいで、確かまるまる
2週間はあいたと思います。

妊娠経過について その1に続く…